2020年01月15日|ブログ
''双極性障害の人は、身近な人との関係がギクシャクしがちです。周囲の人は、病気についての理解不足から、相手との関係を崩さないように、「してほしいこと」「してほしくないこと」を知っておきましょう。''
ーー『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)より。
厚生労働省のデータ(*1)によると、躁うつ病を含む気分障害患者数は127.6万人(H29)に上るとされます。組織においては「人こそ最大の資産である」とドラッカーは著書で述べています。メンタルヘルスでケアが必要な方も組織においては資産である人財です。
(*1)https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.htmlより
マネージメントされる際、ご参考になればと思い、『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)を参考として、上司に言ってほしくないこと、言ってほしいことを図解しました。
''人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。しかし人は、これらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力ゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。''
ーー『マネジメント基本と原則』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)より
上司や先輩は、部下の強みを伸ばし弱みを活かしてほしいのですが、メンタルヘルスに対する理解が浅いためか、一部の方からメンタルの弱みをさらに悪化させる言動をいただいた経験もあります。
『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)と私の実体験を踏まえ上司に言ってほしくないことを二つ丸型で図解すると以下になります。
一方、多くの上司や大多数の先輩から声をかけてもらい、私が救われたメッセージもたくさんありました。上司に言ってほしいことを図解すると以下になります。
''とにかく周囲の人がしてしまいがちなのは、本人が腫れ物のように扱うこと。トラブルがあっても、感情的にならず、病気の症状だと理解できれば、対応も変わってきます。''
ーー『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)より。
私は、2017年にうつ病を患い、出勤途中に小田急線の電車に飛び込みたくなるときもありました。本人は言葉で表現できないくらい本当に辛いのです。とくに、「がんばれ」「耐えろ」など相手の成功体験や一般論による言葉には、本当に辛い思いをしました。
会社を休職し、FacebookなどのSNSでうつを公開した結果、病気に理解のある方々から温かい助けをいただき人生がより豊かになりました。少しでも理解が深まればと思い投稿をさせていただきました。
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