就職・転職支援を行う株式会社イレブン（本社：東京都。以下、イレブン社）と日本図解協会が
この度「キャリア×図解」ワークシートを作成いたしました。

イレブン社では以前より求職者の想いを丁寧にヒアリングし、働きがいを大切にした選定企業
とのマッチングを行っておられたのですが「求職者のキャリアや特性をより深く知ることで
企業とのマッチングをさらに効果的なものにしたい。また求職者自身が自己理解を深める機会
としてヒアリングをさらに有意義なものにしたい。」とご相談をいただきました。

ご提案にあたり、今回は以下の3点を目指しました。

① 図解を通して求職者のキャリア・特性や面談での記録を共有し、イレブン社内で
　共通理解を持ち、効果的なマッチングに繋がること。

② 求職者がこれまでのキャリアや自分の特性、今後のキャリアイメージを図で表し、
　可視化することでキャリアの棚卸ができること。

③ 図解を通して求職者とイレブン社のコーディネーターが対話することで、求職者はさらに
　振り返りや気づきが促され、自己理解が深まる。
　コーディネーターは求職者のキャリアや特性を理解し、求職者との信頼関係を
　構築できること。

あわせて京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 准教授 小山理子先生に

ご監修いただき、専門家の観点からワークシートがより有効なものとなるよう、
シートの項目・言葉の選び方や活用法をご指導いただきました。

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◎株式会社 イレブン キャリアシフト事業部　末長様からの声

当社では初回面談の際、まず本人にワークシートを記入していただき、

記入している言葉や書けなかった部分についてコーディネーターが丁寧にヒアリングします。

私が面談したある男性（26歳）が面談終了後こんな風にコメントをくれました。

「自分がハマっていなかったことって会社のやり方なんだなと気づきました。

面談前は＜前職でのやり方＝飲食業界でのやり方＞と捉え、飲食業界はもう嫌だと
思っていました。
しかし、ワークシートを書き、書いたものを見ながら面談で話して振り返ることで、
飲食店での接客にやりがいを感じていたことに気付きました。

学生時代に読者モデルや芸能活動をしていた頃、ファン作りのプロセスや応援が自分のやりがいにつながっていたことが飲食店での接客と同じだったと感じたからです。
飲食業界が嫌なのではなく、前職でのやり方に納得がいかなかったことにも気付きました。

この面談で飲食業界全体が同じやり方ではないことを知ることができ、前職の経験を活かした
転職活動ができそうです。」

図解に書き、話すことで「ご自身のやりがいが何か」に気付いてくれたようです。
キャリア内省に図解を活用できる可能性を感じました。

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日本図解協会では引き続き「キャリア内省×図解」プロジェクトとして展開してまいります。

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キャリア内省×図解プロジェクト：湯本

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