2020年01月13日|ブログ|図解カード活用事例
今回の年末年始は軽いうつの症状が出てしまい、自分にとっても家族にとっても辛い時期となってしまいました。先週から、うつに理解のある東京の事業主様が複数名、最優先で私と対話してくださり、うつは底を打った感覚があります。
この投稿は、備忘録として、また、そううつに対する読者様の理解が少しでも深まればと思い書かせていただきました。それでも良ければ、続きをご覧ください。
話をさかのぼると、2017年に私が会社を休職する際、精神科に主治医からいただいたご助言は、「家族が飢えない程度に、多部田さんが好きなことをやってよ。それが一番の薬です」でした。
15年間の会社員生活で、厳しい環境でも笑顔でひょうひょうとやり抜けて来た私にとって、周囲含め「多部田がうつなんて、信じがたい」というのが当時の感想です。
主治医の指示通り会社を休職し、抗うつ剤と精神安定剤を服用しても不眠が続いたのですが、2018年に退職を決意し、「日本図解協会の活動をやる」と会社へ伝えた日から熟睡できるようなったのです。
精神科の通院もその後終了したのですが、「多部田さんの性格は変わらないので、うつは治ったと理解せず、ストレスをためるとまた再発する」という忠告を忘れ、2019年は多種多様な取組みを行った結果、ストレスがたまり、後半にうつのフェーズが再来しました。
自己理解を、L字ベクトル型で表現すると以下の図解になります。
''軽い躁状態と軽いうつ状態をくり返すことが二年以上続き、そうした症状のない時期が二ヶ月も続かないときに、気分循環症と診断されます。いつも不安定です。なんとか社会生活を送ることができますが、結婚生活や恋愛関係が何度も破綻したり、アルコール依存や薬物乱用に至るケースみみられます。単なる気分屋とかパーソナリティ障害と見誤れがちですが、気分障害のひとつです。''
ーーー『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)より
2019年を振り返ると、「そうのフェーズ」と「うつのフェーズ」を自分も周囲も感じていて、夏頃には、「ペースが激しすぎるので注意した方が良い」と、複数の方からご忠告をいただいていたのでした。秋頃からは、カウンセラーさんに相談し、活動を減らしていきました。
そううつの予兆を、マトリクス型で表現すると以下の図解になります。
''再発の予兆は、本人しかわからないものと、周囲が気づくものがあります。もし、どちらかが予兆に気づいたら、できるだけ早く受診することが大切です。とくに躁状態は、そのまま放っておくと、症状が激しくなり、周囲の説得に耳を貸さなくなります。''
ーーー『双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本』野村総一郎監修(講談社)より
秋頃から活動量を落としたつもりでしたが、年末年始の休暇期間中にうつの症状が極端に現れました。自己否定と悲観的な思考に心身が占領され、体調も悪化し、家族に大きな心配を欠けたのでした。
その状態を救ってくださったのが、冒頭で紹介したうつに理解のある事業主様たちで、
それぞれ行動は違えど、「日本図解協会の取組みは価値があるから多部田さんには心身健康でいて欲しい。」と、みなさま、最優先で対応してくださいました。
おかげさまで、自己否定と悲観的な思考に縛られていた自己認識が徐々に解れてきました。
とても辛い体験でしたが、自分も他者も今まで気づいていなかった領域を発見することができました。「家族が飢えない程度に好きなことをする」です。私は、目立ちたがり屋ですが、派手にやりすぎるのもそう状態に拍車をかけリスクが大きい。好きなことをやらないと、ストレスがたまりうつ状態に拍車をかけてしまう。
「ボチボチと」
「適当に」
「粛々と」
「自然体に」
「ゆったり」
「ゆるゆる」
「ケセラセラ」
上記は今年に入って複数の事業主様からいただいた行動指針です。
私が2020年に大切にしたいコンセプトが明確になりました。
備忘録的な投稿で恐縮ですが、最後までお読みいただき、有難うございました。
本年も引き続き、ご支援をよろしくお願いします。
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