2022年01月11日|プレスリリース
この度、一般社団法人 日本図解協会の経営理念を再定義し、「興じることで新たな価値を創造する」から『戦わずして興じる(*1,2,3,4)』に更新しました。
また、多部田のバリュー・プロポジション(存在価値)として、『経営者の「想い」に沿った経営戦略の共創(*5)』と、新たに定義しました。
デザインにつきましては、株式会社ブルボンにデザイナーとして長年貢献された紳士との共創です。
空間と時間の全体を調和する「天地」を表しています。
思想としては、
共存在(*6)の思想に基づくデザインです。
なお、戦わずして興じるを使命として、日本図解協会公認図会議マスター各位のバリュー・プロポジション(存在価値)を明確にし、個々人の存在価値に基づく、コンテンツ提供を進めていく所存です。
引き続き、ご指導・ご支援をよろしくお願いします。
多部田
(*1)なぜ、「戦わず」なのか?
・多部田が大学時代に恩師から教わった『大企業とは戦わず応援していただけるご商売』の「戦わず」であり、
・グローバルリーダーに憧れて戦い続けて、うつ病を患い会社員を卒業した多部田の教訓からくる「戦わず」であり、
・孫子の兵法書に登場する戦わずして勝つの「戦わず」でもあります。
(*2)なぜ、「興じる」なのか?
・多部田の母校である千葉県銚子市立興野小学校(現 双葉小学校)の「興」であり、
・NPO法人 場の研究所が提言する共存在の理論に登場する即興劇モデルの「興」であり、
・恩師から教わった 『ご商売の興味深さの「興」』でもあります。
(*3)興とは?
・字源は「舁」+「同」、「舁」は二人が両手を出し合うさま、4本の手を合わせ(=同)、一緒に動かすこと。
・意味は、面白く思うこと。楽しみ。面白み。そして、詩経にいう詩のスタイルのうち、物に託して思いを述べる詩。
・つまり、独りで価値を創るのではなく、他者と共に創りあげた価値を通じて想いを世に発信する象徴的な字であると多部田は解釈しております。
(*4)造語の背景
・戦わずして興じるは、1年半前500時間以上を費やし『孔子』、『孫子』、『項羽と劉邦』、『三国志』、『水滸伝』のDVD鑑賞に加えて、
・司馬遷の『史記』、『老子』、『詩経』、『易経』を拝読する機会から生まれた、多部田の造語です。
・突然、思いついた言葉ではなく、1年半前からの温めていた言葉でもあります。
(*5)なぜ、経営者の想いに沿うのか?
・会社員時代に生産管理・購買の職務に関わる過程で、付加価値の最大化に傾倒し、経営者の想いを無視した経営戦略を押し付けてきた反省に基づくものです。
(*6)共存在
・清水博著『<いのち>の自己組織 共に生きていく原理に向かって』(東京大学出版)より。
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