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2021年10月27日|プレスリリース

『Design on Nexus』DoN代表 福井厚様から『戦わずして興じる』のデザイン面をご支援いただきます

お菓子メーカー株式会社ブルボンにて『アルフォート』など主力商品のパッケージデザインをご担当されていた、現『Design on Nexus』DoN代表 福井厚さんに、当協会が使命として新たに掲げる『戦わずして興じる』(*1)(*2)(*3)(*4)のデザイン面をご支援いただけることになりました。
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<背景>
 2021年夏頃より、当協会代表理事の多部田が『戦わずして興じる』を語り出してから、大学の先生方、中小企業診断士の先生方、中小企業経営者の方々より、経営管理の視点から戦いを略すあり方処し方について、ご助言・事例などを提供いただける流れができて参りました。
 コンテンツとして体系化できた時点で、当協会の図解応援団員様をはじめ一般の方々に対するコミュニケーションを思案していたところ、大学の建築学科でデザインマネジメントを教えておられる飯塚洋平先生から、福井厚さんをご紹介いただいたことがきっかけです。
 福井さんは、会社員時代から地元の方々とのご縁・つながりを大切にされており、地に足のついたご商売に取り組まれています。独立直後から民間・行政問わずデザインの仕事が舞い込み、大変ご多用な方ですが『戦わずして興じる』のコンセプトに共感くださり、ご支援をいただけることになりました。

<今後>
9月から、福井さんと多部田との対話を通じてデザイン案を創り出してくださっております。12月前後にお披露目できる予定です。現在、細かいことにこだわって、福井さんと「あーでもない、こーでもない」と、即興劇的にデザインを創っている段階です。

以上
ご報告申し上げます。

(*1)なぜ、「戦わず」なのか?
・多部田が大学時代に恩師から教わった大企業とは戦わず応援していただけるご商売の「戦わず」であり、
・グローバルリーダーに憧れて戦い続けて、うつ病を患い会社員を卒業した多部田の教訓からくる「戦わず」であり、
・孫子の兵法書に登場する戦わずして勝つの「戦わず」でもあります。

(*2)なぜ、「興じる」なのか?

・多部田の母校である千葉県銚子市立興野小学校の「興」であり、

・NPO法人場の研究所が提言する共存在の理論に登場する即興劇モデルの「興」であり、

・恩師から教わったご商売の興味深さの「興」でもあります。


(*3)興とは?
字源は「舁」+「同」、「舁」は二人が両手を出し合うさま、4本の手を合わせ(=同)、一緒に動かすこと。
意味は、面白く思うこと。楽しみ。面白み。そして、詩経にいう詩のスタイルのうち、物に託して思いを述べる詩。
つまり、独りで価値を創るのではなく、他者と共に創りあげた価値を通じて想いを世に発信する象徴的な字であると多部田は解釈しております。

(*4)戦わずして興じるは、1年半前500時間以上を費やし『孔子』、『孫子』、『項羽と劉邦』、『三国志』、『水滸伝』のDVD鑑賞に加えて、司馬遷の『史記』、『老子』、『詩経』、『易経』を拝読する機会から生まれた、多部田の造語です。突然、思いついた言葉ではなく、1年半前からの温めていた言葉でもあります。