2020年02月28日|プレスリリース|新着情報
『発想法』(中公新書)の著者 川喜田二郎さんが、''文章化すると、ときどきわかっていたはずの話がうまくつながらないという経験をする。''と述べているように。文章化を試みて、初めて行き詰まりが生じることがしばしばあります。
図解をすれば、思考はスッキリして、モヤモヤが晴れることは間違いありません。ただそれだけではもったいない。新著『図で解りあえる技法―人間関係からマーケティングにまで使える8つのフレームワークー』 (ソーシャルキャピタル) をもとに、文章の読者に伝えたい目的を踏まえて、読者にとってもしっくり来る適切なフレームワークを選定します。
(8つのフレームワーク)
''図解化と文章とは、ひとしく関係認知の方法だといっても、その性質がちがうのである。このちがいがゆえに、この両者は、互いに他方の欠陥を補強する力を持っているのである。''と『発想法』で述べられているように、、、
日本図解協会は、単なる文章の図解化は不完全な作業であると考えております。いただいた文章を基に対話をさせていただき図解化する。その図解から文章・表現を考える。また対話を行い改めて図解化する。
【本務】一般社団法人日本図解協会代表理事
「自問自答には限界」があるとの経験から、
多部田自身もコーチやカウンセラーなどに対話をお願いし、
思いの言語化を他者に支援いただいています。
【兼務】産業能率大学経営学部兼任教員
「図解を用いた主体的対話から深い学びを育む指導方法」がモットー
1、米澤晋也様(株式会社Tao and Knowledge代表。株式会社たくらみ屋代表。一般社団法人夢新聞協会理事長。)
「毎日、指示ゼロ経営のブログを更新しているのため、文章を積み重ねて書籍にして300ページ分を書くことは容易でした。しかし、全体像を俯瞰し改めて構成を考えるフェーズに入ると、更に洗練された内容にしたいと思うようになり、対話を通じた文章の図解化をお願いしました。」
「6章300ページ及ぶ文章が、A3用紙1枚で表現されたのは目から鱗でした。単なる文章の図解化も大切ですが、図解で全体を俯瞰しながらの対話は貴重です。自分の文章の構成が合わない部分や、文章の表現がしっくり来ない箇所など、自分では気付けなかったことが沢山ありました。」
「この図解化を通じて、自分も図解のコツを習得できたので、主催するセミナー等で図解を多用しています。おかげさまで、受講生の理解後・満足度が大幅に向上しました。」
米澤さんと対話を重ねて作り上げた資料の変遷を、3つのステップで簡略化して図解したのが以下です。
※対話開始から図解完成まで1ヶ月
2、山際春海様(株式会社 I.D22代表)
「植物(自然)療法・心理療法家として独立して10年が経ち、事業の拡大を図るにあたり事業計画書の作成に取組みました。10年間の集大成であり、新たな展望も含まれるので、伝えたい事が多岐に渡ってしまい整理が必要な状況に直面しました。」
「他者に事業計画を伝えるため、対話による図解化をお願いしましたが、対話を終えてみると自分自身の想いが言語化され、他者のためだけでなく自分自身のためにもシンプル伝えたいことを洗練させることが出来ました。」
「自分自身では気付けないことを言語化することができるので、対話により自分の考え・想いと向き合うことが出来ました。資料作成にあたり苦しい時もありましたが、振り返ると本当に貴重な経験でした。」
山際さんと対話を重ねて作り上げた資料の変遷を、3つのステップで簡略化して図解したのが以下です。
※対話開始から図解完成まで1週間
3、今井正文様(ファシリテーション研修講師)
日ごろの会議などでよくある会話を提示して、図解していただきました。私が作成したファシリテーション研修プログラムのひとつに「板書のスキル」というものがあり、その教材として日本図解協会の図解を引用させていただくためです。その図解を見た受講生には、「人の会話は図解することできて、何も書かずに会話するときとは異なる展開がある」ということに気が付いてもらいたいと考えてのことです。
そのような背景から依頼した図解化。対話を通じて図解化に取組む中で、私自身も大きな気付きを得ました。「板書は黙っておこなうのではなく、発言者とその他の会議出席者の間に立って、会話の橋渡しをしながら板書をおこなうことが大切である」ということです。
なぜなら、そうすることによって、会議の出席者はお互いの考えを理解し合いやすくなるからです。「単なる板書係」は、その時に「意思疎通の触媒」に進化するのです。もともと、日本図解協会にとって図解は「解りあう」手段だとおっしゃっていたことが、今回のやり取りを通じてあらためて、よく理解できました。
※対話開始から図解完成まで1週間
4、Tさん(ランチェスター戦略コンサルタント)
「図解!よくわかる○○」という書籍が出回っているように、図解すれば込み入った情報がシンプルに構造化され、視覚的にひと目で理解できるようになる。しかし、そのような期待を持って購入した書籍に掲載されている図解が、どうも解りにくかったりする。特定のルールに従って図解されておらず、共通点を示すのにベン図が使われているページもあれば、マトリクス図が使われているページもある。
日本図解協会の図解の有効性は、シンプルということだけではなく、コミュニケーションの目的に応じて、フレームワークの特徴と目的を定義していることだ。読み手に対して、著者が言いたいこと・表現したいことの目的をひと目で伝えてくれる。
『発想法』(中公新書)の著者 川喜田二郎さんが、''文章化すると、ときどきわかっていたはずの話がうまくつながらないという経験をする。''と述べているように。文章化を試みて、初めて行き詰まりが生じることがしばしばあります。
以上
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