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2020年01月15日|開催報告

【キャリア内省×図解 プロジェクト】大学キャリア授業での実践事例

「キャリア内省×図解」プロジェクトでは図解を活用し、自己理解を深めてキャリアの棚卸やその後のキャリアデザインに活かすこと、他者との相互理解を目指しています。

自分の強みの再確認や可能性を見つけるために、自分との対話(内省)や他者との対話は重要ですが、図解を活用することで頭の中の認識や考えを外在化・可視化し、自己を俯瞰できます。また図解で表現することで他者と共有し、対話を促してわかりあうためにも活用できます。

私自身がキャリアコンサルタントとして大学生に関わった経験から、学生が自己理解を深めることで、卒業後の適職選びのヒントや就職活動等で自分をどのように他者へ伝えるのかを考える手がかりになると感じているので、キャリア内省と図解は親和性を感じます。


今回は先日できたばかりの「キャリア内省×図解」シートを使って、このプロジェクトをご監修いただいている、京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 准教授 小山理子先生のキャリア授業で学生さんたちに「キャリア内省×図解」シートを書いて、対話する体験をしていただきました。


90分の授業のなかに図解についてだけでなく、対話のポイント等あわせてお伝えしたい内容をたくさん盛り込んだため駆け足の進行でしたが、みなさん終始真剣に取り組んでくださいました。
普段話さない学生同士でのペア対話では「どうやって質問をしたらいいだろう?」と初めは少し緊張していましたが、話すうちに要領を得て盛り上がっていました。

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◎授業ご担当の小山理子先生
(京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 准教授)より

「キャリア内省×図解」シートの活用は、キャリア教育のアクティブラーニング化のためのツールとしても有効です。
アクティブラーニング型授業の難しさのひとつに、授業設計の難しさがありますが、図解シートを用いると、「個―ペア、グループ―個」の活動サイクルを組み込んだ授業が設計されます。
図解シートのワークシートを使って、学生ひとりひとりが自己のキャリアについて考えた上、
ペアで対話を行うため、「活動あって学びなし」といった活動主義に陥ることなく、学生も
しっかりと「内化」をしている様子が確認できました。

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記入している様子や対話の様子、授業後のご感想をお聴きして、学生にも図解シートの活用や
ワークに有効性があることを確認することができました。

ご協力ありがとうございました!

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