2019年04月08日|お客様の声
統一地方選で過半数議席を確保できたか否か?
というポイントを、テレビや新聞で良く見聞きしますが、
過半数を取ること以上に大切なことは、全員の思いを統合することだと思います。
3月に図会議ファシリテーター初級を取られた2人の取り組みを紹介させてください。
・1人は、小学校の先生。子供達の未来のために
・もうお一人は、市議会議員の方。子供も含めた市民の未来のために
①小学校の先生方が春休み中自主的に図会議法を勉強
1)小学校にスマホを持ってくることについてどう思いますか?
先生お一人お一人が書き出したポスト・イット®︎の言葉は違うのに、
第2階層以上まで理由を結びつけ、「責任」という理由に統合されています。
2)自由と聞いて思い浮かぶことをポスト・イット®︎に書き出す
自由という、抽象的な問いかけ、先生個々人が書き出したポスト・イット®︎はバラバラ。
個々人が思う理由を聞いていくと、「選択=自己決定」というキーワードに紐付けれました。
②子どもの未来のために何かしたいという大人たちが集まり、
具体的に何ができるかを考え実行する集い
1月から月1回集まり、今回が3回目でした。
これまで課題の共有と、それぞれの活動の共有と、その二つを結びつけるところまでやり、
今回は希望者がアクションプランをプレゼンするという会でした。
今回5人が案を考えてきてプレゼンしたのですが、
その後、どれもいいけどどれをやろうかみたいな雰囲気になったので、
図会議のツールを活用し、理由をきいてまとめてみました。
そしたら全部つながっているね、という感覚になり、
どうやったらすべての理由を叶えられるかみたいな意識になっていろいろアイデアが出ました。
そして、結果的にひとつのプランにはならなかったのですが、
5つの案がそれぞれ分科会になり、2つは統合して、4つの分科会が生まれ、
次のmtgまでにそれぞれいつ何をやるかを考えてくることになりました。
ただ、みんなの中で、4つの事業をやるというより、
ひとつの事業のそれぞれ異なる側面を担当しているみたいな分業的な意識が生まれていて、
それは理由を共有し見える化したおかげだと思います。
今日やってみるまで、理由を見える化して、統合した後、
具体的にそれをどう次につなげたらいいんだろうと思っていたのですが、
自然と次につながりました。 ありがとうございました。
以上
<図会議ファシリテーターとは>
一般社団法人日本図解協会の認定を受け、
以下のガイドラインに基づき、活動をされている方です。
<図会議ファシリテーター修了者一覧>
http://www.zukai.or.jp/news/article_000328.php
<ご参考>
以上
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